日本は素敵。緊急車両が通るときに実感

日本は素敵。緊急車両が通るときに実感

日本人の素晴らしい精神

日本に住んでてよかったなぁと思うときがあります。それが、緊急車両が通るときです。

 

「サイレンを聞いたら、左によって道をあける」ということは教習所で習います。あたりまえのことかもしれませんが、みんなが実行しているのを見るのが好きなんです。

 

昔、何キロも渋滞した片道1車線の道路の歩道を歩いていたとき、救急車が来たんです。キツキツに渋滞しているのでとても通れないと思っていたら、両方の車線の車がちょっとづつそれぞれ左によって、きちんと真ん中をあけたんです。
そのあいた道を救急車が一気に通り過ぎていきました。
もっと先の道でも、同じようにみんなが道をあけたんでしょう。そして、通り過ぎたあとは何事もなかったかのように渋滞に戻ったんです。

 

この「みんな」が「当たり前のように」あける行為がすごいと思うんです。
いいことをしたいと思うわけでもなく、あけたら自分に得が来るわけでもない。お礼を言われたいわけでもないし、やらなかったら罰されるわけでもないですよね。
公共心としか言いようがない気がします。そんな律儀な日本人が好きだなと思います。

 

今日もパトカーが来ました。両側から道をあけて、真ん中を走りすぎていきました。自分もスッと左に寄れたことが、ちょっとうれしかったです。

 

どこの国でもこうはいかないそうですね。やらねばならないことは同じだと思うので、実行する人数の違いです。
1人でも実行しないひとがいたら、もう通り過ぎれないんです。それを思うと、やらなかった人がいないのもすごいです。

 

そんな光景を見ると、「今日はいい日だなぁ」と思ってしまう私はのんきかもしれません。
それでもいいかなと思います。


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